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 外資系企業では、OJT(On the Job Training)を通してグローバル標準の考え方、働き方、ビジネスの進め方、コミュニケーション方法などを学び、スキルを磨くことができることは、今までのインタビューに登場した外資系で活躍している人たちが共通して言っていることだし、筆者も事実だと思う。

 日本企業でも、従来の年功序列から、実力主義、成果主義に移行してきているとはいえ、社内歴や年齢の壁を越えて役職や報酬が先輩や上司だった人を追い抜くのは、多くないのが現実だ。

 しかしながら、外資系企業の営業系やコンサルタント系、金融ディーラーなど、実際にお金を稼ぎ、会社に対する直接的な貢献が数字で明確できる職種においては、学歴、年齢、役職、性別に関わらずフェアに評価されプロモーションもダイナミックに実施されるし、報酬も相応に支払われる。

 基本的に評価するマネジメント側は、プロフェッショナルとしての力量にしか興味はないからだ。実際に若い営業でも、大規模案件を受注すればコミッションボーナスにより、社長よりも多くの報酬を得ることができる場合もある。担当する分野によって多少違ってくるが、エンジニアでもどれだけ具体的なビジネスに貢献できたのかが重要な評価基準だ。

英語はOJTで上手くなる

 外資系では英語ができないとダメ、という先入観が強くある。もちろん、英語ができた方が有利なのは事実だ。しかし、多少英語力に問題があったとしても、相手があなたとコミュニケーションをとる必要がある場合は、真剣にあなたの下手な英語を理解しようと努力してくれるはずだ。あなたに時間と労力を使うほどの価値がある、と上司が考えているならば問題ないだろう。やる気と根気さえあれば、グローバルチームとの協業や外国人上司との日々のコミュニケーションを通じて、上達の機会はたくさんある。そのうち、伝わるフレーズがでてくるようになる。

 英語学校に通うのとは、真剣度合も違うため上達の速度も格段に違うだろう。もし、英語学校に通って英語をマスターしてから外資系へ、と考えている人は、思い切って先に飛び込んでみてはどうだろうか。

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