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 ガートナー長谷島氏がCIOとCXOのいい関係を探る対談。今回のお相手は2010年までソニーの副社長兼CFO(最高財務責任者)を務めた大根田伸行氏。長谷島氏をCIOに任命した人物でもある。その関係の始まりは、1980年代の米国までさかのぼるのだった。

長谷島 僕はソニー入社時、「IT部門だけは絶対いやだ」と思っていたのですが、大根田さんも財務や経理には行きたくなかったとか。

大根田 僕が入社した1969年は理系の採用が500人に対して文系は15人。法務や経理、財務を大学で専攻していた人がそれぞれの部門に配属されるので、僕みたいに何もやってこないノンポリは、営業とかマーケティングだと思っていました。そしたらどういうわけか、計算室というところに入れられてね。

 計算室というのは、原価計算部隊や、製造販売在庫などの数字を全部まとめている部隊とコンピューター部のあるところでした。その他にデータをインプットするキーパンチャーのお姉さま方がたくさんいました。

ソニーの元CFO大根田伸行氏(右)と元CIO長谷島眞時氏
ソニーの元CFO大根田伸行氏(右)と元CIO長谷島眞時氏
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