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 Googleは8月、フィットネス情報を共有するフレームワーク「Google Fit」のプレビューを公開した。7月には、健康な人体を定義する研究「Baseline Study」の開始を明らかにしている。既にGoogleは、「23andMe」というベンチャー企業経由で、個人向け遺伝子解析サービスを展開している。人間の生体情報の整理に取り組み始め、デジタルヘルスの研究開発を加速している。

出典: Google
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健康情報管理のフレームワーク

 健康情報を管理するフレームワークの発表が相次いでいる。Appleは、「HealthKit」で個人の健康情報を病院やアプリと共有する方式を打ち出した。Googleは、Google Fitでこれに対抗(上の写真、開発者向けサイト)。Google Fitはフィットネスのフレームワークで、アプリやウエアラブルと連携し、フィットネス情報を一元管理する。

出典: Noom
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 Google Fitを利用すると、ダイエットの管理が容易になる。例えば「Noom」は、人気のあるダイエット・アプリ(上の写真)。運動量や食事内容などのデータを元に、ダイエットの指導を行う。従来は利用者が体重を測って入力していたが、Google Fitを使うとこれを自動化できる。NoomはGoogle Fitが提供するAPIでスマート体重計「Withings」と連携し、計測した体重を自動で読み込む。利用者は、Withingsのアプリを開かなくても、ダイエット効果をNoomで把握できる。

 Googleは、Google Fitのパートナーとして14社を公表した。NoomやWithingsの他に、高機能スマートウォッチ「Basis」などが入っている。LGやMotorolaが提供する、Android Wearスマートウォッチもサポートされる。Google Fitの名称が示唆しているように、フィットネスデータを対象とし、医療データは含まれない。慎重なアプローチであるが、Appleに続きGoogleもヘルスケア事業の枠組みを明らかにした。

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