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 グーグルが「Android Wear」を発表し、それを搭載した商品が登場したことで、今後注目が高まると考えられるのがウエアラブルデバイス、特に腕時計型のスマートウォッチに向けたアプリだ。Android Wearを中心としたスマートウォッチ向けアプリの現在と今後を考えてみよう。

スマートウォッチ向けOSの“本命”として注目

 以前の連載記事(第96回 Androidの周辺デバイスに対する広がりが見えた「Google I/O 2014」)でも触れた通り、グーグルはウエアラブルデバイス向けの新しいプラットフォーム「Android Wear」を発表している。

 近年ウエアラブルデバイスに高い注目が集まっており、特に腕時計型の“スマートウォッチ”と呼ばれるデバイスに関する動きは大きなものが相次いでいる。

 だが一方でウエアラブルデバイス向けのOSに関しては、これまで大きな存在感を示すものが存在しなかった。市場に投入されたウエアラブルデバイスも、各メーカーが独自のOSや、既存のOSに何らかのカスタマイズを施したものを搭載するなど、ばらつきがある状況だった。

サムスン電子の「GALAXY Gear」と「Gear 2」。前者はAndroidフォーク、後者はTizenと、採用するOSが異なっていた
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サムスン電子の「GALAXY Gear」と「Gear 2」。前者はAndroidフォーク、後者はTizenと、採用するOSが異なっていた
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サムスン電子の「GALAXY Gear」と「Gear 2」。前者はAndroidフォーク、後者はTizenと、採用するOSが異なっていた

 例えばソニーモバイルコミュニケーションズの「SmartWatch」シリーズや、サムスン電子の「GALAXY Gear」などは、Androidをスマートウォッチ向けに独自でカスタマイズしたものを搭載しているといわれる。しかも同じサムスン電子の「Gear 2」は、GALAXY Gearとは異なりOSにTizenを採用したことから、アプリの互換性がなくなるなどの混乱も見られた。