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 最大データ転送速度10Gbpsのバージョン3.1をサポートする、USBの新しいポートとプラグの形状、配線を定めた規格。2014年8月に仕様が策定された。ポートサイズが8.4mm×2.6mmとコンパクトなため、実装スペースに制約のあるモバイル機器に向く。

アップルの新ノート「MacBook」は、それまでの同社のMacBookシリーズが搭載していたUSB 3.0、Thunderbolt、MagSafe電源ポートといった複数の端子を1個のUSB Type Cポートに集約した(画像はアップルのサイトより)
アップルの新ノート「MacBook」は、それまでの同社のMacBookシリーズが搭載していたUSB 3.0、Thunderbolt、MagSafe電源ポートといった複数の端子を1個のUSB Type Cポートに集約した(画像はアップルのサイトより)
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 ケーブルの両端が同じ形状になるため、どちらの端でもポートに差し込めるのが特徴。コネクター形状はリバーシブルに対応しており、表裏を気にする必要がない。最大100W(20V、5A)の電力供給能力を備え、双方向の給電が可能なため、周辺機器を充電するだけでなく、モバイルバッテリーなどを用いてホスト側の機器を充電することもできる。

 2015年3月10日(日本時間)にアップルが発表した新型ノートパソコン「MacBook」では、物理的なI/OポートをUSB Type C×1個とイヤホンジャックのみに絞り込んで業界を驚かせた。同製品では、通常のUSBポートとしての利用のほか、電源ポート機能、外部ビデオ出力機能も、1個のUSB Type Cに集約している。

 USB Type Cでは1種類のケーブルを多目的に利用できるためユーザーの利便性向上が見込めるが、周辺機器などでの採用はこれから。既存の周辺機器を使う際には、変換アダプターが必要になる。ただ、アップルに続いてグーグルも同社製ノートパソコン「Chromebook Pixel」の新モデルでUSB Type Cを採用するなど次世代インタフェースとしての注目度は高く、2015年後半には普及が加速しそうだ。

■変更履歴
記事公開時、最大データ転送速度を10Mbpsとしていましたが、正しくは10Gbpsです。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2015/03/20 17:00]