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 ハイプ・サイクルは、IT関連の様々な技術に関して技術の成熟度やビジネスへの貢献度、今後の方向性などを分析してグラフィカルに表現した図のこと。米ガートナーが1995年に考案し、以来、毎年発表している。その目的は、CIO(最高情報責任者)などが特定の技術やアプリケーションの採用の可否を判断する指標にしてもらうことだ。

 新技術は、『テクノロジの黎明期』『「過度な期待」のピーク期』『幻滅期』『啓蒙活動期』『生産性の安定期』という5つのフェーズを経て推移するとガートナーは説明する。大きな注目を集めるイベントから始まり、成長と成熟を経て、生産性の安定期に至る。

 極端な下り曲線で表現される「幻滅期」だが、このフェーズは必ずしも「衰退」を意味するものではない。「クラウドコンピューティング」や「NFC」も既に幻滅期に入っているとしている。

 2014年版の「先進テクノロジのハイプ・サイクル」は8月に発表済み()。2014年版では、新たに「デジタル・ワークプレース」「コネクテッド・ホーム」「エンタプライズ・モバイル・セキュリティ」「3Dプリンティング」「スマート・マシン」などを追加している。

図●「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2014年」
図●「先進テクノロジのハイプ・サイクル:2014年」
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