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勉強会は初心者から上級者まで

 Hadoopユーザー会は、濱野氏らが中心となって2009年に立ち上げた。濱野氏は、「Hadoopを使って苦労している人は多いが、放っておくと情報は閉じてしまう。情報をお互いに共有して苦労を分かち合いたい」と、狙いを説明する。

 年に1度の大規模イベントであるHadoop Conferenceとは別に、ユーザー会の主要な活動としては、Googleグループを利用した情報共有と、「Hadoopソースコードリーディング」と呼ぶリアルの場での勉強会がある。Googleグループには7月末時点で約1200人が参加し、ディスカッションやQ&Aが交わされている。

 Hadoopソースコードリーディングは、2010年4月の初回から既に16回の開催を数える。回を追って参加者は増え、2014年5月に開催した直近の勉強会には、120人が集まった。

写真3●Hadoopソースコードリーディングの様子
写真3●Hadoopソースコードリーディングの様子
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 勉強会では、名前の通りHadoopや関連ソフトウエアのソースコードを読んで勉強することもあるが、そればかりではない。Hadoopの基礎知識や活用方法の解説、活用事例の紹介、新しい製品をいち早く使ってみた人がその情報を参加者と共有するなど、テーマはさまざまだ。直近の回では、新たな分散処理エンジンとして注目が集まる「Spark」をテーマにした講演が行われた。参加者は、Hadoopについて勉強し始めたばかりの人から上級者まで、多岐にわたる。

 勉強会といっても、堅苦しいものではない。会が進むと、会場にビールやピザが配られる。Hadoopという共通のテーマを持つ者同士が、交流を存分に楽しんでいる(写真3)。

Hadoopユーザー会のサイト
http://hugjp.org/