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 「AppleとIBMが企業分野で広範な提携、iOSアプリの共同開発など」という記事を読みました。アップルの企業向けビジネス再重視と、IBMの脱ハードウエア路線がかみ合って生まれた提携、というのが第一印象でした。

 アップルとIBMの提携というと、モトローラも参加したいわゆるAIM連合を思い出しますが、今回は趣が違います。AIM連合は、マイクロソフトとインテルのWintelによる覇権をPowerPCによって打ち崩そうとした試みでしたが、成功しませんでした。弱者連合の限界を指摘する声がありました。

 今日、発表になった両社の提携は、弱者連合とは言えません。クラウドを含めたバックエンドと端末を組み合わせた、企業向けのモバイル市場の雌雄はまだ決していないからです。グーグルとマイクロソフト、さらにはアマゾン・ドット・コムといった企業が争うなかで、アップル、IBM連合はどこまで力を伸ばせるのか、あるいはこの動きが新たな合従連衡を呼び起こすのか、興味は尽きません。