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 米国時間の9月7日、米アップルがiPhoneの新製品を発表しました。1年に一度の恒例行事ですし、事前にイベントは告知されていましたから、予想通りではあります。個人で使っているiPhoneを買い替えるかどうか、考えるつもりです(関連記事:「iPhone 7/7 Plus」は9月16日発売、手ぶれ補正付きカメラや防水機能を搭載)。

 新型iPhone発表の3時間ほど前に、米デルが米EMCの買収を完了し、新たにデル・テクノロジーズが誕生したと発表しました。電話会見には、新生デルのマイケル・デルCEO(最高経営責任者)も登場し、意気込みを語っています(関連記事: 米デル・テクノロジーズが誕生、9月7日に米EMCの買収を完了)。

 同じ日になったのは偶然なのでしょうが、ふとアップルとデルの因縁を思い出しました。

 1997年、スティーブ・ジョブズが不振の続くアップルの暫定CEOになったころ、飛ぶ鳥を落とす勢いだったマイケル・デルが自分なら「アップルを解散して、得た金を株主に返す」と公開の場で話し、ジョブズを激怒させた話です。その後、アップルは奇跡の大復活を遂げ、株式時価総額でデルを上回った日に、ジョブズはアップル社員に向け「マイケル・デルも未来を完璧に予言できたわけではなかった」といったメールを送ったといわれています。

 その後、デルは(経営陣による買収)で株式非公開企業になり、現在に至ります。デルCEOの一言がなければ、アップル復活の歴史は変わっていたのでしょうか。