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 G、H、Iという3文字が明日のIT業界を考えるヒントになる気がしています。GはGeneral Electric(米ゼネラル・エレクトリック、GE)、Hは日立製作所、Iは米IBMの最初の1文字を取ったものです。

 IT業界を考えるヒントに、GEを入れたのにはきっかけがあります。「ソフト売上高150億ドルを目指す米GE、商品は『自社のIoT経験』」を読んだことです。

 インダストリアル・インターネットという言葉でも知られるGEが、IT会社として急成長しているというのです。上記記事から引用しますが、強みは「GE自身がデジタル製造業(Digital Industrial Company)へと変化してきた経験を、社外提供(エクスターナライズ)」できること。目指すのは「プラットフォーマー(プラットフォーム提供事業者)」(同記事)です。クラウド時代だからこその変身と言えるかもしれません。

 IBMは言わずと知れたITの巨人ですが、クラウド時代に対応すべく、変革を続けています。コモディティー化したハード事業の売却、クラウド事業者である米ソフトレイヤーの買収、米アップルとの提携、Watsonへの注力などです。現在もメインフレームの開発を進めている企業でもありますが。

 興味深いのは、アルファベット順で両社の間にあるH、日立の動きです。IBM同様にメインフレームを作り続けるコンピュータメーカーですが、重電の会社でもあり、社会イノベーション事業を進める先にはGEの存在が見え隠れする気がします。IT領域でIBMよりもGEが成長する時代、日立は前と後ろのどちらを向いて進んでいくのでしょうか。日立の動きは、日本のIT企業にとって人ごとではないはずです。

 GHI、3社の歩みに注目します。