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課題は大まかに4つ

 バラ色の未来に見えるIndustry 4.0だが、そのコンセプトを実現するための課題として、WGの最終報告は、[1]標準化、[2]複雑なシステムの管理、[3]通信インフラの整備、[4]安全とセキュリティー、の4つを挙げる。

 [1]は、工場が内外のさまざまな物やサービスとつながるのに伴い、通信手段やデータ形式など多くの物事を標準化しなければならないということだ。[2]は、生産系システムとそれ以外のシステムがつながることで、システム全体が複雑化することから、それらを管理することが難しくなることを指摘している。[3]は、産業用途に耐えられる信頼性(SLA:Service Level Agreements)の高い通信インフラを指している。[4]は、工場が外部のネットワークと接続することで、マルウエアの侵入などサイバー攻撃を受ける危険性が高まるため、安全やセキュリティーを確保するための手段が急務であるということだ。