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赤外線や超音波を使って対象の動きを検知

 一方、観察型でよく知られているものには、米Microsoft社のゲーム機「Xbox」シリーズと組み合わせて使える「Kinect」がある。ゲームを楽しんでいるユーザーのおおよその動きを把握できるシステムである。イメージセンサーでユーザーの動画像を、赤外線センサーで距離情報をそれぞれリアルタイムで取り込み、ソフトウエア処理によってユーザーの姿勢などを認識する(有料読者限定の関連記事2)。最新機種「Xbox One」向けのKinectでは指など詳細な動きも認識できるようになる(関連記事3)。

 超音波を使う方法もある。超音波は、光ほどではないが指向性があるため、機器側から超音波を発射し対象物の反射波を利用して大まかな動きを推定できる(関連記事4)。ペン先から超音波を発するペンを使ってその3次元的な動きを読み取るといった応用も可能だ(関連記事5)。

 観察型の応用の発展形として、自動車向けの障害物検出がある。動体である自動車から、静止している場合もある周囲の障害物の相対的な位置や動きを推定する。Microsoft社の最新のKinectと同様に、赤外線を使った「TOF(time of flight)」方式で実現している開発事例がある(関連記事6)。