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 前回(チームワークに弱いSEは第一線には不要)に引き続き、今回もSEのチームワークについて書く。前回は概略、次のようなことを述べた。

 今のITの世界には、膨大な数のシステムや製品がある。するとシステム開発や提案活動は、アプリケーション、OS、ネットワークなど各分野に強いSEがチームを組んで行わないと、質の高い仕事はできない。また、難しいトラブルや設計などで仲間が困っていれば、それに強いSEが飛び込んで助けないと、お客様に迷惑をかける。今のSEという職業は、本質的にこのような職業である。

 また、SEのチームワークが良いと、若手SEの早期戦力化が図れるし、中堅・ベテランSEを幅の広いSEに育てることができる。だが、今も昔もIT業界のSEのチームワークは決して良いとは言えない。それはジョブアサインのやり方や、SEの仕事に対する考え方・価値感がバラバラであることに起因する。

 おおよそ、このようなことを述べた。詳細は前回の記事を読んでいただきたい。

 では、チームワークに弱いSEは何を行い、何を改めればよいのか。そしてSEマネジャーはそのために何をやり、チームワークの良いSE組織を作ればよいか。今回はそれについて述べる。

SEがチームワークに強くなる四つの事項

 どこのIT企業にも、SEの中にはチームワークに優れた人はいる。だが多くのSEはそうではない。

 筆者はこれまで多くのSEを見てきたが、チームワークに弱いSEの日ごろの仕事のやり方で、いろいろと気になる点がある。その中で特に気になるのが、次の4点である。読者のSEの方は各事項について自己レビューし、「自分はこれはちょっと」と思う人は、ぜひ明日から自分の仕事のやり方を改めてほしい。