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直井:私は「部分引用」を使うことが多いです。基本的に、メールを受け取ったら、相手のメールで必要な部分を残して、1問1答の形式で返事を書きます。相手から質問があれば、質問の文章を残して、その下に自分の回答を書いています。相手は、自分の質問に対する回答だと一目で分かるので、質問と回答のズレが防げます。それに、返信する側も入力する文字数が少なくなって便利だと思います。

平野:私も同意見だよ。「全文引用」は、一からメールを書かなくてはならない。その場合、入力ミスが発生する可能性があるし、入力に時間がかかるという問題もある。

直井:私も、部分引用の方が効率的だと思って使っているんですが、今回、ある方から「それから1点お願いがあります。メールの返信は全文引用でお願いします」とメールをいただいたんです。

平野:私は普段から「部分引用」を使っているが、これまで特に問題になったことはないよ。どうして今回、直井さんのメールが問題になったんだろうね。メールを検証してみようか。

直井:私が受け取ったメールは、こちらです。実は、このメールをいただくまでは、お互いに部分引用で返信を繰り返していました。今回のメールも、松川さんは部分引用を使っています。それなのに、どうしていきなり「メールの返信は全文引用でお願いします」って返事がきたのでしょうか。

送信者名:松川俊二 matsukawa@example.com
TO:直井章子 naoi@example.co.jp
CC:真鍋健 manabe@example.com

件名:Re:共催セミナーの企画書確認のお願い

直井様
(CC:弊社真鍋)

お世話になります。松川です。

> 共催セミナーの企画書を添付にてお送りしますので
> ご確認をお願いいたします。

企画書をお送りいただき、ありがとうございます。

> いただいた開催候補日程の中では
> 5月19日(月)13時~18時のみ調整がつきました。
> こちらの日程で、いかがでしょうか。

はい。この日程で問題ありません。

それから1点お願いがあります。
メールの返信は全文引用でお願いします。

それでは、引き続きよろしくお願いいたします。

松川俊二

平野:なるほど。ナゾはすべて解けた!