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吉川 哲也氏
吉川 哲也氏
1980年、住友海上火災保険に入社。営業推進部、販売推進部などを経て、2008年に営業事務部長に就く。2010年、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険のシステム統合プロジェクトに参画。2014年より現職。三井住友海上火災保険の取締役常務執行役員を兼務。(写真:新関 雅士)
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 最新のITを駆使して、事業を成長させること。これがCIO(最高情報責任者)である私の使命だ。人工知能(AI)やIoT(Internet of Things)といった、新しい技術や考え方を取り入れて、新サービスの創出や業務プロセスの改革をリードしたい。

 保険会社のビジネスには情報システムが不可欠だ。システムに最新技術を取り入れることが競争力の強化につながる。逆に、最新のテクノロジーが生むビジネスチャンスを逃すようでは今後、保険会社は生き残れないだろう。

 IoTという観点では、ウエアラブル端末で健康状態を常に測定できるようになれば、そこから得られる情報を活用した魅力的な保険商品を開発できるかもしれない。業務の効率化についてはAIの活用を始めた。グループの事業会社である、三井住友海上火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険のコールセンター業務にAIを導入した。IBMの人工知能技術「Watson」を使って、コールセンターに集まる大量の「顧客の声」を分析し、業務の合理化と顧客サービスの向上を図る考えだ。