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 クラウドの価格低下が止まらない。日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2014年9月8日、仮想プライベートクラウド「HP Helion Managed Virtual Private Cloud」(VPC)の廉価版を発表した(関連記事:日本HP、運用管理込みの仮想プライベートクラウドに月額1万500円からの低価格版 )。

 一般にVPCとは、IaaS(インフラストラクチャー・アズ・ア・サービス)上に、論理的に独立した区画を作り、ユーザー企業に貸し出す。ユーザー企業は、サーバーやストレージといったコンピュータリソースを購入する必要がない。運用監視などのサービスも提供されるので、“持たざる”プライベートクラウドと言われる。筆者がVPC導入で期待する効果の一つに、セキュリティ対策がある。

 VPCの利点は、IaaSが提供するサービスレベルを享受できることだ。内部担当者によるセキュリティ侵害が増える中、厳格なデータセンター運用を行うIaaSは心強い。一方で、外部からの攻撃への耐性はどうだろう。内部、外部の両面から万全の対策が採られるなら、セキュリティ対策も“持たざる”ことが現実になる。