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 NTTドコモは2014年9月29日、韓国シストランインターナショナル、フュートレックと機械翻訳技術を開発する合弁会社「みらい翻訳」を設立すると発表した(関連記事:NTTドコモなどが機械翻訳事業の新会社設立、「2016年度にTOEIC 700点以上を」)。NTTドコモは通訳電話サービスの「はなして翻訳」を2012年から提供しており、そこで培った自然言語処理ノウハウなどを応用するという。

 機械翻訳サービスは、通信事業者が未来を描く際のキラーアプリとして何度も取り上げられてきた。その現状は、「日本語と英語との間の機械翻訳精度は、現在は『TOEIC』で600点程度とされる」という。筆者がかつて受けたTOEICの点数と比べて、現在の技術レベルを理解できた。

 しかも機械翻訳の対象言語は英語に限らない。新会社は中国語や韓国語の翻訳エンジンを開発し、ベトナム語、タイ語、インドネシア語など今後成長が見込まれる東南アジア圏の言語にも拡大するという。英語もおぼつかない筆者からすると、多言語への拡大はとても魅力的に映る。

 2020年の東京オリンピックを控えるなど、今後の日本では様々な国や地域の人々との交流がさらに増える。技術の進化が、異なる言語間でのストレスのないコミュニケーションをどこまで可能にできるかに期待したい。