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 NTTドコモが2月16日から予約受付を開始した光回線サービス「ドコモ光」。サービス詳細の発表直後から、「複雑でどの程度安くなるのか分かりにくい」といった厳しい評価が相次いでいる。

 ドコモ光のサービスを企画した同社 経営企画部の梶原弘道事業推進室長は、「少なくとも3年以上使う場合、ドコモ光は確実に安い。真意がうまく伝わっていない」と悔やむ。

 確かにドコモ光は、条件さえ適用されればKDDIやソフトバンクモバイルの同様のサービスと比べ遜色がない料金水準だ。特に長期ユーザーにとっては割安になる。しかし割引サービスが小刻みに分かれており、それぞれ細かな適用条件が設定されているために、直感的に安さを把握しづらい。

 そんなドコモ光だが、実はドコモは1月末のサービス詳細発表の直前まで、複雑なサービス体系を分かりやすく訴求する“切り札”を用意していた。しかし、その“切り札”は、1月20日に総務省が打ち出したNTT東西の「サービス卸」に関するガイドライン案によって直前で封じられてしまった。

 当初ドコモが準備していた“切り札”とは、例えばモバイルと光回線を組み合わせたドコモ光パックにて、「30Gバイト分のパケットパックを選んだユーザーは、プラス1000円で光回線を引ける」といったもの。ドコモ光パックは、モバイルのパケットパック容量が多いほど、800円から最大3200円の金額を割り引く。このように割引額を見せる構成は、条件によってその額が増減するため、直感的に割安感が伝わりにくい。