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結局伸びるのはコンバーチブル

 本命はやはり、「コンバーチブル2in1」です。中でも、ディスプレイ部分とキーボード部分が背中合わせになるまで開く、いわば“エビ反り”型が増えてきました。タブレットとしても、クラムシェル型ノートとしても使えるタイプとしては、重量を軽減しやすいのが特徴です。

 この構造は、意外に歴史が古く、1997年に富士通が販売したDOSマシン「INTERTop(インタートップ)」ですでに採用されていました。

富士通のWebサイト

 キーボードを回転させると、ディスプレイの裏側に位置することになるキートップがむき出しのままで無理な力がかかりやすいという問題も、最近では、キートップを自動的に引っ込めたり、フラットなタッチキーボードを採用したりする製品が登場しています。

 一時は、液晶部をスライドさせて立ち上げるコンバーチブル2in1もありました。しかし、構造上厚くなりやすく、機構もちょっと複雑です。筆者は、このタイプにあたる「VAIO Duo 13」を2年ほど利用しましたが、本体の厚みを減らすためかキーストロークが浅く、液晶角度の調整ができないという問題がありました。結局最後は、タブレットとして外部キーボードと組み合わせて使うことがほとんどでした。

 コンバーチブル2in1では、“エビ反り型”以外の構造を採用した機種は少なくなっています。“エビ反り型”に落ち着きそうです。

 PCの形状についていろいろと見てきましたが、ペンやタッチは不要で、従来型のクラムシェルで十分、という人もいるでしょう。しかし、タッチ操作やペン入力が進む流れは変わらないと思います。そうなると、クラムシェルとしても使える、“エビ反り型”のコンバーチブル2in1は増えていく可能性が高そうです。