アマゾン・ドット・コムといえば、このところスマートスピーカー「アマゾン・エコー(Amazon Echo)」の話題で持ちきりです。
私も抽選に申し込んで、アマゾン・エコーを購入してみようと思っています。日本向けにいろいろな「スキル(アマゾン・エコーで使うアプリのこと)」も発表されているので、銀行の口座残高を確認したり、株価を確認したりと、しばらくは楽しめそうです。

派手な変化の時代から浸透する段階へ
今週(2017年11月27日から12月2日まで)はAWS(アマゾン・ウェブ・サービス)のイベント「リ・インベント(re:Invent)」がラスベガスで開催されます。この一年、アマゾン・エコーと違って、AWSは比較的静かな年だったように感じています。しかしアンディー・ジェシーCEO(最高経営責任者)率いるAWSですから、きっとすごい発表が待っているはずです。私もラスベガスでAWSの変化を実感してこようと考えています。
AWSの機能は毎年格段に上がっています。昨年のリ・インベントではジェシーCEOのキーノートスピーチで仮想OSやストレージの性能向上が発表されて、そのたびに会場がわき上がっていました。それから数百の新サービスが発表されました。
しかし毎年性能がどんどん上がり、しかもすごい数の新サービスがリリースされているので、何となく変化に慣れてきてしまいました。最初にリ・インベントに来たときに感じた感動は薄れています。イベントでの派手な変化の時代は少し収まってきて、現場にじっくりとAWSが浸透している段階に来たということなのかもしれません。