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「スキル」の追加で操作対象を拡大

 Alexaの特徴は、アプリに相当する「スキル」を追加することで、様々なクラウドサービスやデバイスを、音声で操作できるようになること。例えば「Uber」のスキルを使えば、音声でUberの配車サービスを依頼できるようになる。

 Alexaを通じて操作できるデバイスも増えている。韓国サムスン電子は今回のCES 2017で、Alexaからコントロールできるロボット掃除機を発表した。近い将来、「フォードの自動車に搭載されたAlexaに話しかけると、自宅にあるサムスン製ロボット掃除機が動き出す」といったことが可能になる。Alexaのスキルは既に7000種類も存在する。

 米マイクロソフトや米グーグルもアマゾンを追いかける。日産自動車はCES 2017で、車載端末にマイクロソフトの「Cortana」を搭載すると発表した。米エヌビディアもグーグルの音声アシスタント「Google Assistant」を搭載するスピーカー端末「SPOT」を発表している。

 音声アシスタント「Siri」を2011年から「iPhone」に搭載してきた米アップルは、他社にSiriの搭載を認めていない。音声アシスタントをいち早くオープン化したアマゾンが、IoTデバイスのUIを握ることになるのか。UIを巡る競争が過熱しそうだ。