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ティーンマーケティングの第一歩、10代の懐事情を知ろう
ティーンマーケティングの第一歩、10代の懐事情を知ろう
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 企業におけるティーンマーケティングの目的は何だろう。購買、来店、利用促進、認知度アップなどというところが多いのではないだろうか。このうち購買を目的としたティーンマーケティングを考えてみよう。その場合、そもそも前提として、10代は何にならお金を支払い、どんなものには支払わないのか、支払わないなら彼らに何が期待できるのかを知ることが大切だ。

 第1回の前回では、10代は可処分所得が小さく、可処分時間が多いと述べた。今回は、可処分所得と消費行動について考えていく。

お小遣いは高校生5000円、中学生2000円

 雑誌が読者対象に取ったアンケートを参考に見てみよう。女子高校生向けファッション誌「Popteen(ポップティーン)」(角川春樹事務所)2015年7月号によると、高校生が月に自由に使えるお金は平均1万2836円となっている。ただし、バイトをしていたら3万円前後、お小遣いだけの場合は5000円前後が多いという。なお、バイトをしている割合は全体の6割だ。

 同じく女子高校生向けファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)2013年5月号を見ると、お小遣いの平均額は、中学3年生は2592円、高校1年生は5000円、高校2年生は3900円、高校3年生は5750円。お年玉平均額は3万9404円、アルバイト収入は時給853円、月額3万7833円となっている。

 女子中学生向けファッション誌「nicola(ニコラ)」(新潮社)2013年1月号を見ると、お小遣い平均額は、小学6年生は1161円、中学1年生は1304円、中学2年生は1435円、中学3年生は2054円、お年玉平均額は2万7536円という結果だった。

 お小遣いのもらい方は、月極で一定額をもらう、遊びに行く都度少額ずつもらう、という2タイプに分けられるようだ。金額をざっくりと平均すると、バイトをしていない高校生は5000円、中学生は1000〜2000円程度しか使えないことになる。前述の「Popteen」7月号では、読者モデルの女子高生が持つお財布の中身を確認したところ、一番少ない子で何と58円(銀行に行きそびれたということではあったが)。その他、975円、1422円という子もいた。一番多い子たちで1万701円、1万904円、1万7851円となっており、平均は3888円だった。