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ティーン相手の旅行ビジネスは、SNSや画像を活用して呼び込もう
ティーン相手の旅行ビジネスは、SNSや画像を活用して呼び込もう
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 10代20代の高額消費の一つとして挙げられるのが「旅行」。大学生は卒業旅行ニーズなどもあり、財布の紐が固い若年齢層でも旅行はするため、うまく取り込めれば消費も見込めるのだ。

 旅行周辺ビジネスだけでなく、地方の観光地周辺ビジネスなどにも有効だろう。今回は、旅行関連ビジネスにおけるティーンマーケティングについて考えていこう。

「卒業旅行」が最大のターゲット

 国土交通省観光庁の「旅行・観光消費動向調査(平成23年1〜3月期(速報))」(2011年9月)によると、観光目的の延べ旅行者数は約3400万人であり、世代的には退職後で時間も体力もある60代男女が最多だった。しかし、10代女性は143万人、10代男性は230万人、20代女性は257万人、20代男性は212万人おり、若年齢層においても他の世代に引けを取らない人数が旅行に訪れている。消費単価についても、10代男女で4万5000円前後、20代男女で4万円弱となっている。若年齢層もターゲットに入れてアピールすべきだろう。

 若年齢層の旅行と言えば「卒業旅行」だろう。楽天トラベルの「大学生の卒業旅行に関する調査」(2013年3月)によると、卒業旅行に行く予定、もしくは既に行った回数を聞いたところ、「複数回行く」と回答した人が約4割(36%)という結果となり、26.6%の「一回」も合わせて6割以上が卒業旅行に行くことが分かった。一方で、「行かない、予定がない」という回答も約4割いた。全学生の約6割が行き、しかも約4割は複数回行く「卒業旅行」は大きな商機となるだろう。

 卒業旅行に誰と行くかを聞いたところ、8割の人が同性同士と回答する一方で、恋人と行くと回答した人は2割だった。卒業旅行ニーズは同性の友人との方が圧倒的にニーズが多いというわけだ。つまり、ツアーの内容やコピーなども、「想い出作り」「絆」など同性の友人を想定するほうがより効果的に伝わる可能性が高いことになる。

 「同性の友人と卒業旅行検討時に重視するポイント」は、「費用」(82.1%)、「観光」(67.7%)、「食事」(37.0%)など。一方、「家族との卒業旅行検討時に重視するポイント」は「観光」(75.9%)、「食事」(57.4%)、「費用」(50.0%)などとなった。家族との旅行時は家族が費用を出すので費用については悩まないが、同性の友人との旅行時は費用が最優先されることが分かる。

 卒業旅行向けツアーなどをアピールする場合、安めのツアーなどは友人との旅行を想定するのが良いだろう。家族との旅行を想定したツアーの場合は、観光スポットを中心にアピールすると良さそうだ。