Raspberry Piをリモコンにしてエアコン制御、ロボットにも搭載

ライター

2015.08.07

リモコン学習の準備

　テレビのリモコンを利用して受信モジュールの動作を確認します。次のコマンドを実行し、リモコンを受信モジュールへ向けてボタンを押します。リモコンのボタンを押すたびに出力が出れば正常です。

$ mode2 -d /dev/lirc0 
space 4085247
pulse 8952
space 4456
pulse 543
space 558
pulse 563
…以下、省略　← Ctrl＋Cで終了

　次にリモコンを学習する前に、lircの設定ファイル「/etc/lirc/hardware.conf」を修正します。修正箇所を表3に示します。赤外線を送信する際にはlircサービスを起動しますが、ここでは起動しません。リモコンを学習する際はlircサービスを停止しておく必要があるためで、以下の作業でも注意します。

表3●hardware.confの変更箇所