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MacBookはMacBook Airの次世代機にあらず

 MacBook Airの初代モデルは、故スティーブ・ジョブズ氏が「世界最薄のノートブック(The world's thinnest notebook)」として発表した製品だったが、その後の製造技術の発展により、現在では他社製品の方がさらなる薄形化を果たしている。一方、「MacBook Pro (Retina)」のリリース以降、MacBook AirにRetinaディスプレイの搭載を求める声が大きくなっていった。

 そこに登場したのがMacBook(12-inch, Early 2015)だ。これをMacBook Airの次世代機と考える人も多いと思うが、実は正しくない。MacBookシリーズはあくまで、アップルのノートパソコン製品ラインアップ上、一番左端に置かれるローエンドモデル。もし、MacBook Airの次世代機であるならば、製品マップ上、MacBook Airの右隣に置かれるはずだ。

「MacBook」はMacの製品ラインアップ上、ローエンドに位置づけられる(画像はアップルのサイトより)。
「MacBook」はMacの製品ラインアップ上、ローエンドに位置づけられる(画像はアップルのサイトより)。
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 現行MacBookが薄さを実現できた理由のひとつに、USB Type-Cポートの採用がある。いくらボディーを薄くできると言っても、USB(Standard-A)コネクターやFireWireコネクター、DisplayPortコネクター、Ethernetコネクターなど、業界標準規格で決められた形状がある以上、そのポートの高さが薄形化に際して制限となる。

MacBook搭載のUSB Type-Cは移行期の暫定仕様

 MacBookシリーズの場合、薄形化を追求する過程で、標準規格からミニ化した形状のMini DisplayPort(後にThunderboltコネクターとしても採用)を搭載したり、Ethernetコネクターのように、そもそも搭載するのをやめてしまったケースもある。