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 KDDI回線を使ったMVNO事業「mineo」を2014年6月から展開しているケイ・オプティコム。全国CMを放映して市場を攻めるものの「思ったよりも伸びていない」のが現状だ。そんな中、9月から新たにNTTドコモの回線も調達し「マルチキャリアMVNO」を訴求する新戦略を発表した。

 「SIMロック解除が義務化されたが、通信方式の違いからNTTドコモ端末ではドコモ系MVNOのSIMを利用しなければ音声サービスなどが利用できない。端末に応じたSIMを提供するために、マルチキャリアMVNOサービスを9月から開始する」─。5月26日に東京都内で開催した新事業戦略発表会で、ケイ・オプティコムの藤野隆雄社長は同社のMVNO事業「mineo」の新施策について、このように説明した。

 NTTドコモとKDDIの双方のネットワークを活用したMVNOサービスについては、インターネットイニシアティブ(IIJ)が4月から法人向けに開始済み。コンシューマー向けでは同社が始めるサービスが国内初とする。

 9月から開始するマルチキャリアMVNOサービスでは、ユーザーが利用する端末の種類に応じて、ドコモ回線、もしくはKDDI回線のSIMを選択可能にする。藤野社長は「プラン変更を安価で手軽にできるようにしていきたい」と語る。料金については後日詳細を発表予定だ。

 この日は他にも、ユーザー同士でパケットを送り合えるパケットギフトサービスや、これまでのプランで設定してきた最低利用期間の撤廃、大阪駅前でのリアルショップの展開など、様々な施策を立て続けに導入していくことを明らかにした。

 同社が新施策を投入する背景には、mineoの加入数が思ったよりも伸びず、テコ入れ策が必要だったという事情がある。

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