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 IBMは2014年7月、デジタルイノベーションのプラットフォームとして「IBM Bluemix」をリリースした。昨今、ビジネスを取り巻く環境は大きく変化しており、企業は付加価値の高い新たなビジネスを創出するためにITを活用することが求められている。今後のITサービスは、いかに早く市場に展開し、顧客の声を収集しながら継続的に改善して顧客満足度を高めるかが重要視される。

 そこで鍵となるのがクラウドである。より迅速にアプリケーションを構築することが可能な「Platform as a Service(PaaS)」に注目が集まっている。

 Bluemixは、アプリケーションを構築・管理・実行するための次世代PaaSである。PaaSのオープンテクノロジーであるCloudFoundryをベースとしており、標準で提供されるランタイムに加えて「ビルドパック」と呼ばれる独自のランタイムを持ち込むことも可能だ。

 IBM独自のサービス、さらにサードパーティーのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)やサービスは2015年8月時点で100以上用意されており、様々な機能を簡単にアプリケーションに付与できる。OpenStackやDockerなどのオープンテクノロジーをサービスに組み込むことで、PaaSの弱点とされていた「個別要件への柔軟な対応が困難」という問題に対応している。

 サービスの拡張も非常に活発である。Database as a Service(DBaaS)のCloudantやComposeを買収し、Bluemix上のサービスに追加してDBaaS領域の機能を拡充した。加えて、次世代ビッグデータ分析基盤として注目を集めている「Apache Spark」のオープンソースコミュニティに3500人もの要員を投入し、Bluemix上にSpark as a Serviceを公開した。

 本記事のテーマであるコグニティブテクノロジーに関連するところでは、AlchemyAPIを買収し、言語解析APIや画像解析APIなどの機能をBluemixに追加した。