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 一部のストアアプリでは、スタート画面に配置したタイルの上に、アプリを起動しなくても最新の情報を表示できる。これを「ライブタイル」といい、Windows 8で搭載された新機能だ。Windows 10でも同じように利用できる。表示する情報はアプリ任せではあるが、天気やニュース、マネーなどでは便利な機能である。

 ただし、アプリによっては情報漏洩の元になる可能性もある。例えばメールでは、送信者やタイトルの一部が表示される。フォトでは設定によっては撮影した画像がタイル状に表示されるが、画像はランダムで選択されるので、外部の人間には見せられないものが表示されることもありうる。

 基本的に職場で使うようなPCでは、ライブタイル機能をオフにしておこう。操作も、タイルの右クリックメニューから「ライブタイル機能をオフ」にするだけでよい。

ほとんどのタイルは、初期設定でライブタイルが有効になっている。タイルの右クリックメニューから「ライブタイルをオフにする」をクリックすると、タイル上に最新情報を表示しなくなる
ほとんどのタイルは、初期設定でライブタイルが有効になっている。タイルの右クリックメニューから「ライブタイルをオフにする」をクリックすると、タイル上に最新情報を表示しなくなる
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※掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。