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 よく使うアプリを、毎回スタートメニューの「すべてのアプリ」を開いて探すのは面倒だ。「ピン留め」機能を使って、タスクバーに登録しておけば、ワンクリックで起動できるようになるので便利だ。

 この機能は、従来のデスクトップアプリだけでなく、新しいWindowsストアアプリでも利用できる。またデスクトップにショートカットを置く伝統のテクニックは、Windows 10でも使える。

●アプリはタスクバーに「ピン留め」できる
●アプリはタスクバーに「ピン留め」できる
スタートメニューのアプリアイコンで右クリックメニューを表示して、「タスクバーにピン留めする」をクリックすると、タスクバーにそのアイコンが登録される。タスクバーのアイコンをクリックすると、そのアプリを表示する
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 フォルダーを素早く開きたいときは、「ジャンプリスト」機能を使おう。タスクバーのエクスプローラーアイコンを右クリックすると、利用頻度の高いフォルダーがリストで表示される。これがWindows 7から追加されたジャンプリスト機能だ。

 Windows 10でエクスプローラーのジャンプリストに表示されるのは、後述するエクスプローラーの新機能「クイックアクセス」に表示されているフォルダーだ。つまり、クイックアクセスによく使うフォルダーを登録しておけば、エクスプローラーのジャンプリストから、簡単に表示できるようになる。

 設定のショートカットや、EdgeのWebサイトへのショートカットは、タスクバーにはピン留めできなかった。これらをピン留めできるのは、スタートメニューの右にあるスタート画面のみである。

●フォルダーは「クイックアクセス」にピン留め
●フォルダーは「クイックアクセス」にピン留め
エクスプローラーでよく利用するフォルダーを開いた状態で、リボンのホームタブの一番左にある「クイックアクセスにピン留め」をクリック
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タスクバーのエクスプローラアイコンを右クリックするとジャンプリストが表示され、先ほど「ピン留め」したフォルダーが登録されている
タスクバーのエクスプローラアイコンを右クリックするとジャンプリストが表示され、先ほど「ピン留め」したフォルダーが登録されている
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設定にも右クリックメニューはあるが、ピン留めできるのはスタート画面のみだ
設定にも右クリックメニューはあるが、ピン留めできるのはスタート画面のみだ
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※掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。