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 Windowsのタスクバーは、伝統的に下配置だ。しかし他のOSだと、上や左、右にタスクバー的な役割を担うバーを置くことがあり、そうした他のOSに慣れているユーザーの場合、見かけだけでも変更したいと思うことはあるだろう。Windows 10では、これまでのWindowsと同様に、上下左右、どこにでもタスクバーを設置できる。

 設定方法も簡単だ。「タスクバーとスタートメニューのプロパティ」で、「画面上のタスクバーの位置」から選択する方法が一つ。そしてタスクバーの右クリックメニューから「タスクバーを固定する」のチェックを外すと、タスクバーをドラッグ・アンド・ロップして、位置を変更できる。

タスクバーの右クリックメニューから「タスクバーとスタートメニューのプロパティ」を開き、「画面上のタスクバーの位置」を設定する
タスクバーの右クリックメニューから「タスクバーとスタートメニューのプロパティ」を開き、「画面上のタスクバーの位置」を設定する
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 どこに置いても利用できる機能は変わらない。ただ、アクションセンターは常に右に表示される関係で、タスクバーを右に置いてアクションセンターを表示すると、タスクバーのライブサムネイルが隠れてしまう。

タスクバーを上に移動してアクションセンターを表示した。タスクバーを右に移動してアクションセンターを表示するとライブサムネイルがよく見えない
タスクバーを上に移動してアクションセンターを表示した。タスクバーを右に移動してアクションセンターを表示するとライブサムネイルがよく見えない
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