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 フォルダーの中にさまざまなファイルが入っていると、目的のファイルを見付けにくくなる。同じフォルダー内でも画像は画像で、文書は文書でまとめた状態で表示したほうが探しやすい。

 こういうときに有効なのが、「グループ表示」だ。分類に使える条件に「ファイル形式」を指定すると、アイコン表示のまま、動画や画像を分類して表示してくれる。ファイルを「詳細表示」で一覧するよりもアイコンが大きく表示されるのもメリットだ。

 グループ表示で利用できる条件としてファイル形式のほかに「修正日時」や「ファイルサイズ」などが選べる。さらに「撮影したカメラの型番」や「動画のビットレート」といったファイル内部の情報も読み取ってくれる。デジタルカメラの画像が多いようならぜひ活用してみよう。

分類表示をしたい場合はエクスプローラーの「表示」タブから、「グループ化」をクリック。分類する条件が示されるので「種類」を選択すると、ファイルの種類ごとにグループ化される
分類表示をしたい場合はエクスプローラーの「表示」タブから、「グループ化」をクリック。分類する条件が示されるので「種類」を選択すると、ファイルの種類ごとにグループ化される
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グループ表示を元に戻すには「表示」メニュー内のメニューを再び出し「なし」を選択すればよい
グループ表示を元に戻すには「表示」メニュー内のメニューを再び出し「なし」を選択すればよい
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グループ化する条件は自分で追加(削除)することも可能だ。「グループ化」メニューの一番下の「列の選択」を選び、追加したい条件にチェックを入れる
グループ化する条件は自分で追加(削除)することも可能だ。「グループ化」メニューの一番下の「列の選択」を選び、追加したい条件にチェックを入れる
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条件に「カメラのモデル」を追加し、デジタルカメラ画像の入ったフォルダ-に対し適用してみると、写真のEXIF情報からカメラの機種名を読み取り、撮影機材別にファイルがグループ化された
条件に「カメラのモデル」を追加し、デジタルカメラ画像の入ったフォルダ-に対し適用してみると、写真のEXIF情報からカメラの機種名を読み取り、撮影機材別にファイルがグループ化された
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※掲載した画面は、Windows 10 HomeまたはWindows 10 Proのものです。画面や動作は、2015年7月末に公開された初期の製品版(ビルド10240)、11月上旬に公開されたアップデート版(ビルド10586)、およびその中間で公開されたInsider Preview版のビルドで確認しています。ハードウエア構成やPCに接続している機器によって、Windowsのエディションやバージョン(ビルド)が同じでも、異なる画面や操作になることがあります。Windows 10のアップデートにより、画面や操作が変わる、使えていた機能が使えなくなる、あるいは挙動が変更されるなどの可能性があります。