日経BP社は、ITインフラを対象にした表彰制度「ITインフラテクノロジーAWARD 2016」において、2016年に企業への導入が進むと予想される注目技術・製品・サービスを三つ選出した。その内容を紹介する。

連載
決定! ITインフラテクノロジーAWARD 2016
目次
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審査員特別賞 エキスパート6人が選ぶ、ワクワクする技術
Slack、SORACOMなど多彩な顔ぶれ
「ITインフラテクノロジーAWARD 2016」を選定した6人の審査員が、個人で注目する技術を「審査員特別賞」として紹介する。社内チャットツール「Slack」やソラコムのIoTデバイス向けサービス群の「SORACOM」など、審査員各氏の個性が垣間見えるラインアップとなった。
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ITインフラテクノロジーAWARD 2016の3位は「HTTP/2」を選出
高速化のため、16年ぶり改定 主要ブラウザーは対応済み
3位に入った「HTTP/2」は、Webサーバーとクライアント間の通信の標準手順であるHTTPの新版。クライアントのWebブラウザーで表示する速度が従来より向上する。米Googleが開発したプロトコル「SPDY」をベースに、データの圧縮方式などを見直して策定した。前バージョンのHTTP1.1から16…
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ITインフラテクノロジーAWARD 2016、2位はクラウド型機械学習
安く、簡単に予測モデル作成 利用者のイマジネーションを刺激
ITインフラテクノロジーAWARD 2016の2位に輝いたのは、「クラウド型機械学習」。多くの審査員が2016年にブレークすると太鼓判を押した。機械学習は以前からさまざなまなビジネスへの応用が期待されてきたものの、本格的に活用する企業は限られていた。システムを自前で構築するには大きなコストがかかる…
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ITインフラテクノロジーAWARD 2016、グランプリはハイパーコンバージドインフラストラクチャー
「簡単」「安価」の納得感が高評価
日経BP社は、ITインフラを対象にした表彰制度「ITインフラテクノロジーAWARD 2016」において、2016年に企業への導入が進むと予想される注目技術・製品・サービスを三つ選出した。本AWARDは、クラウドサービスやデータ分析基盤など、企業向けのITインフラが急速に進歩していることを受け、日経…