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 スイッチ同士をつなげるときは、それぞれの速度や全2重/半2重といった通信モードを揃える必要がある。全2重は、2者間で同時に双方向の送受信ができるモード。半2重は、2者間で双方向通信できるが、どちらか一方が送信をしているときはもう一方は受信だけできるモードである。

 この決め方には、(1)速度や通信モードを手動で設定する「固定」、(2)速度と通信モードを機器が自動で選択する「オートネゴシエーション」──の2つがある。

 オートネゴシエーションはLANの伝送速度と通信モード(全2重/半2重)を自動的に設定する仕組み。現在のネットワーク機器では一般的な機能である。

 便利な機能だが、片方のスイッチがオートネゴシエーションで、もう片方が固定設定だった場合、通信速度や通信モードが不一致になることがある()。厄介なのは、片方が全2重、もう片方が半2重の状態では通信ができてしまうこと。「なんとなく遅いと思っていたら通信モードが違っていた」といったトラブルになる。

図●固定/オートネゴシエーションの設定が異なると、通信モードが不一致になる場合がある
図●固定/オートネゴシエーションの設定が異なると、通信モードが不一致になる場合がある
2つのスイッチ間のインタフェースの設定が、「固定」と「オートネゴシエーション(自動)」で一致していないと、通信モードが不一致になり、適切な通信ができなくなる場合がある。
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