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 世永玲生です。今回はそもそも「ソシャゲ」ってなんだ? という定義について過去の経緯を踏まえて語りたいと思います。

画像提供:123RF
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 ソシャゲはご存知の通り「ソーシャルゲーム」の略で、SNSをプラットフォームとして使い、SNS上のつながりや人間関係(いわゆるソーシャルグラフ)を、ゲームデザインに組み込んだゲーム全般を本来は指していました。現在、ソシャゲの定義はかなり広がっており、必ずしもSNSプラットフォームとは関係ないスマホゲームもそう呼ばれたりします。今回はこの辺りをこれまでの経緯を踏まえて説明していきましょう。

 ソシャゲの黎明期は仲間内でのランキング(ドメスティック・ランキング)と、ゲーム内でのプチSNS機能が定番でした。国内初のソシャゲといわれるグリーの「釣り☆スタ」(2007年)がまさにこういう構成でした。この頃はまだ、携帯電話機用アプリ(ゲーム)に「交流と競争」要素を加えるだけで、十分プレーヤーは盛り上がってくれていました。

 国内でソシャゲが一般的になったのは2009年10月に登場したDeNA「怪盗ロワイヤル」以降でしょう。この辺りから日本でもソシャゲの第一次バブルが始まります。

 ただ、現在につながるソシャゲの設計の柱を確立したのは怪盗ロワイヤルにやや先んじて登場した「庭系」だと私は考えています。庭系の代表格は2009年8月にmixi上でサービスが始まった「サンシャイン牧場」(開発は中国Rekoo)です。なので先にこの話をさせて下さい。

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