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2つの業界団体が仕様を策定

 2.5G/5GBASE-Tは、IEEEによって「p802.3bz」として、2015年3月に規格策定のタスクフォースが立ち上げられた。現在、2017年1月の仕様策定を目指している。これを待っていては、現在普及が進んでいる802.11acに間に合わないようにも思える。

 そこでこうしたニーズに対応するため、既に2つの業界団体が動き出している。NBASE-TアライアンスとMGBASE-Tアライアンスである(図6)。

図6●2つの団体が規格化を進める
図6●2つの団体が規格化を進める
既設のネットワークを高速化する技術は、まだ標準化作業が始まったばかり。現在は2つの団体でそれぞれ製品化・規格化が進められている状況だ。太字はNBASE-Tの幹事企業。
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 この2つの団体はIEEEによる標準化に先行して、カテゴリー5e/6のケーブルを使用し1Gビット/秒以上の速度を確保できるイーサネット規格を策定してきた。

 NBASE-Tアライアンスは、2014年10月に半導体メーカー/ネットワーク機器メーカーなどが設立。ネットワーク機器ベンダーとしてはシスコシステムズが、半導体メーカーとしては米インテルや米マーベルテクノロジーグループなどが参加した。

 その後同様の目的でMGBASE-Tアライアンスが設立された。こちらには米ブロードコムや米エクストリーム・ネットワークスなどが参加している。両方に参加している主要ベンダーとしては米フリースケール・セミコンダクタ、米ブロケードコミュニケーションズシステムズなどがある。