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 大林組は、東京都清瀬市の大林組技術研究所で電力需要の予測に最新の分析手法を用いている。曜日や時間帯、天候などにより変動する電力需要を高い精度で予測し、商用電源とそれ以外の供給元からの電力を適切に組み合わせたり、消費電力の大きい実験をする時間帯を調整したりといったことを可能にした。これにより、東京電力との契約電力を引き下げて、コストを削減している。

●大林組の研究所、本館は自然エネルギーだけで稼働
●大林組の研究所、本館は自然エネルギーだけで稼働
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 研究所には本館と複数の実験棟がある。本館はオフィスで働く従業員数が時間帯によって変わるほか、空調や照明の利用状況も季節変動がある。実験棟も地震や火災を再現する大がかりな実験の有無により、電力需要の振れ幅が大きい。

不確定要素の多い電力需給

 電力供給としては東京電力から購入する商用電源のほかに、所内にガス発電機と蓄電池、太陽光パネルを置いている。これら4種類の供給元には一長一短がある。