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 回路が組めたら、オートガイダー用のプログラムを動かしてみましょう。プログラムはすべてGitHubに用意しています。

 まずOSは推奨のRaspbianを使います。今回はディスプレイとして、Adafruit社のPiTFTを使用しますが、これを利用するには、最初からドライバが入ったOSイメージを使うのが最も簡単です。Adafruit社のサイトからダウンロードして、通常のRaspbianと同じようにSDカードにインストールしてください。筆者は旧バージョン(Wheezy)の2015/9/9リリース版(2015/05/05ベース)を利用しており、これを前提に説明します。OSを入れたSDカードで起動するとPiTFTに画面が表示されます。

PiTFTとHDMIの切り替え

 Adafruit社のOSをインストールしても、起動時にデスクトップ画面(X Window)を起動するように設定すると、画面の出力がPiTFTではなくHDMIに切り替わってしまいます。

 出力先を切り替えるための設定ファイル「99-pitft.conf」を作成しましょう。ホームディレクトリーで次のコマンドを実行します。

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エディタのnanoが開いたら図13のように入力します。nanoでは[Ctrl+O]キーで保存、[Ctrl+W]キーでエディタの終了です。

図13●99-pitft.confの内容
図13●99-pitft.confの内容
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 次を実行するとラズパイが再起動され、PiTFTに切り替わります(次の1、2行目はまとめて一つのコマンドです。「sudo cp ~/99-pitft.conf /usr/share/X11/xorg.conf.d」と続けて打ち込みます。以下も同じです)。

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 次でHDMIに戻ります。

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開発時にはHDMI接続の大きな画面で編集、実使用時はPiTFTでと簡単に切り替えられるように、スクリプトを作っておくと便利です。

 WebカメラはUVCという規格に対応したものなら、接続すれば自動的に認識されるはずです。認識されたかどうかは次で確認します。

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