個々の製品のサポートライフサイクルは、サポートライフサイクルデータベースで検索が可能だ。

サポートライフサイクルはデータベースで検索可能だ
サポートライフサイクルはデータベースで検索可能だ
https://support.microsoft.com/en-us/lifecycle/search
[画像のクリックで拡大表示]

Win8の不振によりWin7の販売期間が延長

 マイクロソフトは、2014年に、Windows 7 Professionalに限り、プリインストールPCの販売を2016年10月まで延長することを発表している。これは、Windows 8.1のプリインストールPCの販売期間と一致する。

 マイクロソフトのWebページに記載されているルールでは、新しいバージョンのWindowsの提供が開始されたあと2年間は、PCメーカーなどが前バージョンのWindowsをプリインストールしたPCを販売できるとしていた。このルールに従えば、Windows 7プリインストールPCの販売は、2014年10月に終了するはずだった。

 そもそも、このルールは、サポートライフサイクルと関係がある。Windowsのバージョンアップがほぼ3年周期であり、それにプリインストールPCが販売可能な2年間と合わせると5年。つまり、メインストリームサポートフェーズの期間とほぼ一致する(図1)。

図1●マイクロソフトは、プリインストールPCの販売期間をGAから次バージョンのWidnowsが提供されてから2年後までというルールにしていた。3年周期のGAと組み合わせてメインストリームサポートフェーズ内でプリインストールPCの販売を終わらせることができた
図1●マイクロソフトは、プリインストールPCの販売期間をGAから次バージョンのWidnowsが提供されてから2年後までというルールにしていた。3年周期のGAと組み合わせてメインストリームサポートフェーズ内でプリインストールPCの販売を終わらせることができた
[画像のクリックで拡大表示]

 メインストリームサポートフェーズでは、設計機能のリクエストなどに応じることができるため、新しいプロセッサが登場しても対応可能だ。「可能」というのは、開発チームが維持されており、マイクロソフト側にその体制があることを意味する。

 しかし、マイクロソフトはWindows 7 Porfessionalに関しては、販売期間を2年延長した。これにより、Windows 7 ProfessionalをプリインストールしたPCは、延長サポートフェーズになっても販売が続けられることになった。

 こうした「特例」が設けられた理由は、Windows 8/8.1の不振である。特に企業向けPCでは、Windows 7の導入が続いていたからだ。実際には、Windows 8.1プリインストールPCをダウングレード権でWindows 7のPCとして利用していた。このために、Windows 7 Professinalの販売期限は、Windows 8.1プリインストールPCの販売期限と同じに設定された(図2)。

図2●マイクロソフトは、2014年にWindows 7 ProfessinalのプリインストールPCの販売を2016年10月まで延期し、Windows 8.1も同日までと定めた。そして今年になってSkylake搭載PCのサポートを限定すると発表した
図2●マイクロソフトは、2014年にWindows 7 ProfessinalのプリインストールPCの販売を2016年10月まで延期し、Windows 8.1も同日までと定めた。そして今年になってSkylake搭載PCのサポートを限定すると発表した
[画像のクリックで拡大表示]