「LPWA(Low Power、Wide Area)」と呼ばれるIoT向けの新たな通信技術が注目を集めている。バッテリー消費量が極めて少なく、一つの基地局で広いエリアをカバーできる。LPWAの全貌を解説する。

連載
IoT向け無線通信「LPWA」の全貌
目次
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「急拡大するLoRaWANのエコシステム、LTEとは補完関係、WiMAXにはならない」
LoRaアライアンス副議長 Thierry Lestable氏
ソラコムが出資したM2BコミュニケーションズやNTT西日本など、日本におけるLPWAとして、LoRaWANが注目株となってきた。この技術を推進している業界団体「LoRaアライアンス」のThierry Lestable副議長に聞いた。
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実は日本上陸済み! LoRa以外のLPWA
Ingenu社のRPMAとSensus社のFlexNet
LPWAは、海外のモバイル通信業界が規格化を急いでいる領域であるが、既に国内に導入事例があることをご存知だろうか? それも複数の方式が存在する。これらは、今注目を集めているLoRaでもSIGFOXでもない方式だ。それらは既に海外で十分な事業展開実績を持ち、LoRaやSIGFOXの先輩に当たる存在と…
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いよいよ日本上陸、LPWAの最有力候補「LoRaWAN」の実力は?
日本市場にもLPWAの波が訪れている。いち早く日本市場の導入の動きがあるのが、米セムテックが開発し、LoRa Allianceが推進する通信技術「LoRaWAN」だ。今回はLoRaWANの特徴と日本市場での動き、実証実験から見えてきたLoRaWANの実力を見ていく。
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IoT向け通信に価格破壊をもたらす「LPWA」
「LPWA(Low Power、Wide Area)」と呼ばれるIoT向けの新たな通信技術が注目を集めている。バッテリー消費量が極めて少なく、一つの基地局で広いエリアをカバーできる。IoT向け通信に価格破壊をもたらそうとしている。続々と登場するLPWAと、先行して商用化が進む海外の動向を紹介する。