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 また、クラウド変換機能制御が、変換候補ウインドウで行えるようになった。これまでは、設定変更で行う必要があったが、候補の1つとして「クラウド候補を使って見る」と表示されるようになっている(画面12)。もっとも、TH1で、同様のメッセージをTipsとして表示したところ煩わしいために、すぐに取り下げた経緯がある。

画面12●意味が不明の単語が入力されるとクラウド候補変換の利用を進めるメッセージが、推測項目の1つとして表示されるようになる
画面12●意味が不明の単語が入力されるとクラウド候補変換の利用を進めるメッセージが、推測項目の1つとして表示されるようになる

 クラウド変換は、ユーザー側にも、流行やインターネット動向が反映されやすいというメリットがあるが、マイクロソフト側にも、ユーザーの入力を調べて辞書などに反映しやすいというメリットがある。同様の機能としてGoogleの日本語入力があり、急速にユーザーを増やしている。マイクロソフトとしては対抗したいところで、「クラウド予測変換」の利用を拡大したいのだと思われる。このほか、変換効率の向上や日付入力機能などが強化されているという。

 MS-IMEに関しても、設定が複数箇所から起動できるうえ、UWP(Universal Windows Platform)側に簡易な設定ページがあり、デスクトップ側に詳細設定がある(画面13)。設定ページを開く手順やショートカットが複数あっても、ゴールが1つだけなら比較的理解しやすいが、クラウド候補利用の設定は、UWP側、デスクトップ側の両方にある。これは、もう「迷路」でしかない。

画面13●RS1のMS-IMEでは、「設定」→「時刻と言語」→「地域と言語」→「日本語」→「オプションボタン」→「Microsoft IME」→「オプションボタン」で表示される簡易な設定と、コントロールパネル側から起動する「詳細設定」の2つの場所にクラウド変換関連の項目がある
画面13●RS1のMS-IMEでは、「設定」→「時刻と言語」→「地域と言語」→「日本語」→「オプションボタン」→「Microsoft IME」→「オプションボタン」で表示される簡易な設定と、コントロールパネル側から起動する「詳細設定」の2つの場所にクラウド変換関連の項目がある
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