ITエンジニアの業務と切り離せないのが「聞く」こと。適切に聞けるかどうかで、業務のアウトプットの質は著しく変わります。そこでコンサルタント業務を通じて「聞く」を極めた筆者が「相手が話しやすい聞き方とは?」「要件固めのために必須の事項を漏れなく聞き出すには?」といったITエンジニアの悩みに答えます。

連載
清水久三子の「聞けない悩み」すべてお答えします
目次
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事例・選択肢・仮定・実物、「呼び水」を用意しよう
Q.「再構築予定のシステムに対する考えをお聞かせください」と利用部門に尋ねました。ところが「いきなりそう言われてもな…」と濁されてしまい、考えを引き出せませんでした。どのように聞けばよいのでしょうか?
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まず問題意識をそろえる提案し、是非を尋ねる
Q.利用部門のキーパーソンから対処しにくい要求があり、代替策を提案しようと考えています。気むずかしいと評判の相手にどのように切り出したら聞き入れてもらえるでしょうか?
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動きが見えない表現に注目、5W1Hの質問で明確にしよう
Q.利用部門のキーパーソンが抽象的な表現を多用するため、話の内容を理解しにくいです。どのように質問したら分かりやすく話してもらえるのでしょうか?
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詰問と感じさせない準備をしよう、聞く理由を先に伝える
Q.インタビューで正確な情報を得るために色々と質問していたところ、相手が「私が悪いとでも言いたいのですか?」と不機嫌になってしまいました。質問のしかたがまずかったのでしょうか?
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お手本は刑事ドラマ、二人の役割を分担しよう
Q.後輩と二人で利用部門に要件をヒアリングしました。普段通りに進めたつもりでしたが、後になって相手から「圧迫感があった」というクレームを上司経由で受けました。何がいけなかったのでしょうか?
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話の空白を埋めよう、省略・歪曲・一般化に注目
Q.会議の発言をしっかりと聞いてメモを取り、メモを基に作成した議事録を上司に提出しています。しかし、「ここやここの意味がよく分からない。確認してきて」と突き返されることが多いです。どうしたらよいのでしょうか。
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「虫・鳥・魚」の目を駆使、あちこちに飛ぶ話を整理する
Q.相手の話が漠然としていたり、逆に詳細すぎたりとあちこちに飛び、ついていけなくなることがあります。話を遮ってはいけないでしょうし、どうすればよいのでしょうか?
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