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僧侶:活動を持続できるように手を打つ

 僧侶は、RPGにおける体力回復役の代表的な役割だ(図5)。世界を旅しながらさまざまな依頼や仕事をこなしていくのが、こうしたゲームの基本的な構造だが、有効な体力回復手段を持たないうちは、ある程度進んだら回復地点までいったん戻って体力を回復するようになっている。これによって初心者は、比較的安全なスタート地点周辺で練習を積むよう促される。危険な冒険に出る前に十分に世界に慣れるための習熟の仕組みなのだ。しかし、慣れてくると、遠くに旅したくなる。そのようなとき、回復役の仲間を作ったり、自ら回復のスキルを獲得したりして、回復地点まで戻ることなく、より先の目標まで進めるようになる。

図5●僧侶のロール
図5●僧侶のロール
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 プログラミングの現場であれば、ソースコード管理システムを用意し、作成したソースコードを適切に保管することで、思うような結果が得られないとしても、いつでも作業前の「うまくいっていた」状態に戻せるようになる。

 さらに、継続的インテグレーションの環境を整えれば、修正したソースコードが全体に思わぬ悪影響を及ぼしていないかどうかを、常にチェックできるようになる。もし何かが壊れていれば、数分から数十分のうちには警告が届くので、安心して作業を前に進められる。

 僧侶は、そうした環境が欠けている時には、それに気づいて対策を考え、実行していく。スキルマップの僧侶の列には、そのために必要なスキルが配置される。