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 2016年3月末の国内MVNO市場シェア(MM総研調べ)で2位につけているインターネットイニシアティブ(IIJ)。自社ブランド「IIJmio」でビックカメラなど販売力のある小売と連携し、契約数を急速に伸ばしてきた。そんな中、今年8月末に飛び出した「フルMVNO」宣言。「フル」とは何を意味するのか、狙いはどこにあるのか。IIJの島上純一取締役CTOに聞いた。

(聞き手は高槻 芳=日経コンピュータ

 
IIJの島上純一・取締役CTO
IIJの島上純一・取締役CTO
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MVNO事業が好調だ。

 当社はまず法人向けのMVNO市場に参入し、2012年からコンシューマー市場に乗り出した。目下のけん引役はコンシューマー向けのMVNO事業だ。

 自社は「IIJmio」のブランド名で通信サービスを提供しつつ、提携先企業のMVNOサービスを支援する「MVNE」事業も推進している。もともと当社はネットワークの構築や運用を得意としている。一方で、当社よりブランド力がある企業も数多くある。自分たちの技術力を生かして事業拡大するため、市場に参入した当初から2本の事業軸で取り組んできた。今後も自社サービスで培った技術を、我々にはリーチできない顧客への販売網を持つ企業や、独自のサービスを提供できる企業に供与していく。