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150周遅れを巻き返す

 自動運転向けの3次元地図データの開発は米グーグルが先行する。2016年12月に自動運転車の開発プロジェクトを分社化して設立した米ウェイモは、2017年11月までに実験用車両を約640万キロメートル走らせている。

図 自動運転の実証実験における日米の走行距離比較
図 自動運転の実証実験における日米の走行距離比較
米国が自動運転向け地図データの開発で先行(写真提供:米ウェイモ)
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 ただ、地球約160周分を走らせてもまだ自動運転車の商用化には至っていない。実用に耐えうる3次元地図データの構築には膨大な検証が必要という表れだ。

 日本がウェイモに勝つには150周分以上の遅れを巻き返す必要がある。実証実験参画の21機関全てが実験コースを毎日1往復半走れば1年で約690万キロメートル分を検証できる。

 オールジャパンの手腕が問われる。