仕事の成果を出すために惜しいところまで到達しているのに、あと一歩が足りない。本人は何が不足しているか気付かず空回り気味、上司や同僚はいらだちを隠せない――。あなたは、こんな「ザンネン社員」になってはいないだろうか。新連載では仕事の壁や上司の壁を乗り越え、仕事の成功と自身の成長につなげる「脱・ザンネン社員」の仕事術を紹介する。
脱・ザンネン社員
目次
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「企画が心に響かない」と嘆く上司、三方よしの着想術を学ぶ
買い手と売り手、社会の三方が満足する「三方よし」のビジネス企画は、メディアや自治体、国の支援を受けられ、ビジネスを拡大させやすい。三方よしの企画を着想しやすくなる「三方メリット分析法」を解説する。
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アイデアを生かせてないと嘆く上司、「ナナメ発想法」で斬新な企画を生む
成功したアイデアを別のビジネスに生かす場合、単純に既存のビジネスに横展開するだけでは「アイデアを生かしている」とは言えない。元のアイデアに含まれる価値を全く別のビジネス領域で生かす発想が求められる。
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「企画がありきたり」とぼやく上司、組み合わせ発想法で突破する
他の商品やサービスと差異化できていない、ありきたりの企画はビジネスでは通用しない。オリジナリティーの高い発想を量産するには、複数の課題を組み合わせ、新たなアイデアに結びつける発想法が有効だ。
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「既存の延長線だ」と不機嫌な上司、ゼロベースで企画する4つの視点
「この新規ビジネス企画は、既存の事業の延長線にしか見えない」。上司にそんな不満を言われないよう、ゼロベースで企画する思考術を身に付けたい。
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「とりあえずやってみる」で納得する上司はいない
誰も手掛けたことのない新企画を社内で通すには、立案者が成功への確信を持ち、上司を説得することが必要だ。成功への自信を深めるために必要な3つのステップを解説する。
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誰がやっても成功するビジネス企画を作るには
「このビジネス企画は誰が手掛けても上手くいきそうか」をしっかり考え、それらを満たす「仕組み」を企画に組み込む。そうしてこそ、成功率の高い企画を作り上げることができる。
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「顧客が盛り上がれない」と上司にダメ出しされた企画を救う方法
チャットアプリ、スタンプといった流行を単純に追うだけでは、顧客が心から楽しめるコンテンツを作ることはできない。顧客を夢中にさせる企画を作る「楽しみ組み合わせ法」を紹介する。
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「ニーズの捉え方が狭い」と上司に言われたら、分析シートで「なぜ」繰り返す
「顧客ニーズの捉え方が狭い」と上司にダメ出しされた場合、表面的な顧客ニーズの背後にある真のニーズを見逃している可能性がある。顧客が本当に求めているものを見出すことで、成長性の高い新規事業を企画できる。
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ザンネンな企画を回避、「3段階アプローチシート」を使おう
新しい提案には拒否反応が返ってくるのが世の常だ。斬新な企画であるほど、周到な準備と計画が欠かせない。段階を経て関係者に納得してもらうアプローチ方法を身に付けよう。
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「頭が堅い」とダメ出し、新技術の長短所を洗い出す
考え尽くしたつもりの結論にダメ出しをされた経験はないだろうか。上司は結論そのものではなく、思考過程を問題視している可能性がある。1つの視点にこだわることなく、柔軟に物事を考える方法を身に付けよう。
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上司に響く企画、「タテヨコ発想法」でアイデア書き込む
小さく生んで大きく育てるのは、新規事業を成功させる王道だ。最初は好調でも、同じ商品、同じ儲け方だけだといずれ行き詰まる。事業のアイデアを考える際には、できる限り広がりを持たせたい。水平と垂直の2軸で「タテヨコ」の発想法を身に付けよう。
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売れない企画の共通点を知る、組み合わせ発想法でヒット作を
君はもっと斬新なアイデアを出せないのか─。言うは易しで、独自性に富んだアイデアや企画を生み出すのは困難な作業だ。それこそ発想を変えて、先例に習ってはどうだろう。もちろん単なる模倣では意味がない。ヒット企画を様々な切り口で見直し、検討することで新たな企画を生み出すことは可能だ。
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「表面的で中身がない」と冷たい上司、アイデアは「3層展開」で掘り下げる
「良いアイデアを思い付いた」。企画や提案のひらめきを得ることは誰にもあるだろう。問題はそこから。仕事はひらめきだけでは進まない。多くの人を動かすためには、具体策や解決すべき課題までアイデアを掘り下げる必要がある。表面的な発想に中身を詰め込むポイントを紹介しよう。
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「視野が狭い」と上司に指摘されたら、チェックすべき9項目
誰でも自分の身はかわいく、自分の意見は正しいとつい考えてしまう。懸命に考えた企画であればあるほど自分の主張を押し通そうとしがちになる。立場が変われば物の見方は全く異なることを肝に銘じたい。
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手段と目的が逆になる残念な社員、オススメは「大義名分チェック」
「ITは手段であり、目的ではない」とは、よく聞く話。あなたの周囲でも、手段がいつのまにか目的になってしまっているケースがないだろうか。目的があってこその手段だが、ビジネスの現場では目的があいまいなまま議論が進むことが珍しくない。大義名分とも言うべき、誰もが納得できる目的を導こう。
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立場で異なる「本質」、部長・課長の考えを把握し提案を
本質を見極めることほど難しい作業はない。様々な立場、役職の人間が関わるビジネスの現場ではなおさらだ。熟考した結果だとしても、説明を聞いてもらう相手のツボを外すと理解は得られない。
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段取りが悪いとこぼす部長、「タイムボックス」で時間重視に
いつも忙しくしているだけの人と仕事ができる人の違いはどこにあるのか。重要なポイントが、段取りと手際の良さだ。とにかく目の前の仕事から片付けていくのも大事だが、時間は有限。
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発想が貧困とぼやく上司、「アイデアオープンソース」で豊かに
あの人はなぜ次々に新しいアイデアが浮かぶのだろう―。同僚や先輩、取引先に対して、こんな感想を抱いたことはないだろうか。豊かな発想を生み出すには、原料となる豊かな情報を取り入れることが欠かせない。
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「詰めが甘い」と嘆く上司、ネガティブ目線でツッコミに備える
仕事ができる人ほど、どこに落とし穴があるかを常に考えて先手を打っている。情熱を注いで立てた企画でも、想定外の事態への目配りやデメリットの考慮が足りないと、上司から「詰めが甘い」の一言で終わりだ。物事をネガティブな視点からも検討する癖を身に付けよう。
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「何が言いたいの?」とイラつく上司、「口癖分析」で上司が聞きたい説明を
ザンネンな仕事の典型例が、「何を言いたいのか分からない」と上司に言わせてしまう説明だ。上司をいらつかせるばかりか、「仕事ができない人間」との印象を抱かれかねない。
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