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 富士通に入社して以来、一貫して自動車業界を対象にしたITソリューションの営業畑を歩んできた吉江裕紀子氏。チームリーダーの仕事と子育てを両立させるため、日々どのようなことを意識して仕事に臨んでいるのか。

(聞き手は戸川 尚樹=ITpro編集長、編集は小笠原 種高=フリーライター)

営業の仕事は長いのですか。

 はい。自動車や商用車を手掛ける自動車業界のお客様を対象に、ソリューションを提案する営業の仕事をしています。富士通に大学新卒で入社したのが2003年です。それから1年の産休・育休を除いた13年間、自動車業界の営業担当としてやってきました。

撮影:小笠原 種高、以下同じ
撮影:小笠原 種高、以下同じ
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 私の出身地は長野県で、大学への入学を機に上京しました。富士通に入ってから、すぐに名古屋に行くことになりました。名古屋時代は、アカウント営業として特定の企業の担当になり、先輩に指導してもらいながら、提案活動をしていました。6年間、名古屋で勤務した後、東日本第一営業部の担当ということで東京に転勤となりました。現在は、自動車業界の様々な企業を訪問し、提案を進めています。

 お客様から声をかけられて提案を始める場合もあれば、こちらからお客様にお願いして提案させていただく場合もあります。その比率は半々ぐらいです。

吉江さんは、チームリーダーを務めているとのことです。

 2年くらい前から、4人所帯のグループでリーダーを任されています。私の役目は、メンバーが手掛けている案件の状況を把握したり、必要に応じて助言したりすることです。

 メンバーは入社2~3年と若いこともあり、コミュニケーションが大事です。営業という仕事柄、外出でメンバー全員と会えない日もありますが、できるだけ1日に1回は後輩が担当している仕事について、話を聞くなど会話するよう努めています。もちろん、メンバーと一緒に行動することもありますので、お昼の食事をしながらいろんなことを話すなどしています。若いメンバーとの会話は、私にとっても刺激になる良い時間です。

富士通に入社された経緯について教えてください。

 大学では、英文学科で英語の勉強をしていました。もともとIT企業に関心がありましたが、それを決定付けたのは、大学の先輩の話でした。就職説明会で、富士通や日本IBMに就職した英文学科出身の方の話を聞いて、「私にもできそうかな」「新しい技術で世の中を変えていくような仕事をしてみたいな」と夢を抱いて、この業界で働いてみようと決めました。技術職か営業かについては、最初から営業職を希望して入社しました。

過去を振り返って、思い出深かったのはどのような仕事ですか。

 育休明けの仕事ですね。これまで富士通と全く付き合いのなかった会社を担当することになりました。つまり、新規の顧客を開拓することになったわけです。

 当時はコンペに勝つために、富士通グループがそのお客様にできることは何だろうか、どのような提案だと受け入れてもらえるだろうか、ということをそれまで以上に考え抜きました。

 そのお客様からは「新しいソリューションを使ってみたい」と言われました。お客様は、旧態依然としたシステム運用・保守のやり方を変えたいということでしたので、富士通が持っている多種多様なソリューションのなかから最適であると思えるものを選択して、提案しました。よく考えた上でお客様に話をする。これを何度も繰り返しました。