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 必要最小限の環境から好みに応じてカスタマイズする硬派なOSとして人気の「Arch Linux」。600円台からのPCボード「Raspberry Pi(ラズパイ)」シリーズで動作するOSイメージが公式提供されています。

Arch Linuxの画面。インストール直後はコマンドでの操作が基本。
Arch Linuxの画面。インストール直後はコマンドでの操作が基本。
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 Arch Linuxは、創始者のJudd Vinet氏による「[Arch Linux] is what you make it.(Arch Linuxは自分で作るもの)」という設計思想の下、あえて「複雑さ」を残し、ユーザーがシステム全体を明確に把握できるようにしたOSです。インストール直後は、Linuxの最小システムだけがインストールされます。

Arch Linuxをインストール

 Arch Linuxをインストールするには、まず公式サイトの手順に従ってOSのイメージファイルを展開したmicroSDカードを作成します。ここではRaspberry Pi 3向けの手順を例に説明します。

Arch LinuxのRaspberry Piサポートページ。画面はRaspberry Pi 3向けのもの。
Arch LinuxのRaspberry Piサポートページ。画面はRaspberry Pi 3向けのもの。
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 カードの作成には、作業用のLinux環境が必要です。ここではLinuxディストリビューションの「Ubuntu 16.04 LTS」を利用します。Ubuntu環境がない場合は、配布ページから「ubuntu-16.04.2-desktop-amd64.iso」をダウンロードし、DVDやUSBメモリーに書き込んだインストールメディアからインストールしておきます。仮想マシン上でも構いません。