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 月額1000円前後で使える携帯電話向け通信サービス、いわゆる「格安SIM」が人気です。スマートフォンやタブレットの料金を7000円前後から1000円前後にまで抑えられます。その低料金の代償が、通信量や通信速度の制限です。通信量に応じて課金されたり、高速に通信できるデータ量の上限が決まっていたりします(図1)。

図1●通信速度とデータ容量に制限がある代わりに安価な「格安SIM」の料金モデル。Linuxで使えるフリーソフトでデータ量を削減することで、月額費用を抑えられる。料金の目安は2016年6月時点の一般的なデータ通信専用サービスのもの。
図1●通信速度とデータ容量に制限がある代わりに安価な「格安SIM」の料金モデル。Linuxで使えるフリーソフトでデータ量を削減することで、月額費用を抑えられる。料金の目安は2016年6月時点の一般的なデータ通信専用サービスのもの。
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 そこで格安SIMを快適に使うために、Linuxの「プロキシーサーバー」を構築します(図2)。異なる役割を持つプロキシー用ソフトを複数組み合わせると、体感速度の向上が見込めるのです。格安SIMの高速化はもちろん、ブロードバンドでも体感速度の改善につながります。自分に合ったLinuxのプロキシーサーバーを構築し、快適な通信環境を手に入れましょう。

図2●Webサーバーとの通信を代行する「プロキシーサーバー」でデータ量を削減。画像データの画質を落とし、不要な情報を取得しないようにする。
図2●Webサーバーとの通信を代行する「プロキシーサーバー」でデータ量を削減。画像データの画質を落とし、不要な情報を取得しないようにする。
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 今回は、Webサーバーからダウンロードする画像ファイルのサイズを削減できる「Ziproxy」で、通信量を削減するサーバーを構築します。Webサーバーとのやり取りを自動で圧縮してくれます。Linuxディストリビューションは「Ubuntu 16.04 LTS 日本語 Remix」を利用します。インストールしていない場合は公式サイトからダウンロードして導入しておきます。