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 Excelなどの業務データを、PCでもタブレットでもOfficeアプリケーションで扱えるのはやはり便利。一方で、数が増えてきたOffice 365のツールの中には、どう使ったらいいか分からないものがある――。丸紅のIT担当者は、同社がグローバルで利用するOffice 365についてこのように評価する。

導入時期2011年
利用しているサービスと用途(※)・Exchange Online:メール
・Office ProPlus(ローカル版Office)/モバイル版Officeアプリ:オフィスソフト
・SharePoint Online:社内情報公開基盤、海外拠点とのファイル共有
・Skype for Business:国際通話
利用人数2017年末までに1万名超、最終的には2~3万人規模で利用予定
良いと感じる点・Officeソフトを利用可能で、ライセンス管理をしやすい
・サービスに投資して、セキュリティ対策をしていることがわかる
・システム運用管理の手間をほかの業務に振り向けられる
悪いと感じる点・用途が分からないツールがある
・料金が上昇傾向にある
・利用状況のレポートを取得できなかったことがあった
丸紅のOffice 365利用状況と、使っていて感じた良い点、悪い点
※このほかマイクロソフトのデバイス管理サービスのIntuneを導入し、会社配布のモバイル端末を管理している

 Office 365の導入は2011年から段階的に進めてきた。きっかけは、海外拠点のメールシステムにリプレースが迫っていたことだった。当時はメールサーバーの台数が多く、1ユーザー当たりのメールボックス容量が200MBと小さいことが課題となっていた。この点で、システムの運用に手間が掛からず、大容量のメールボックスを提供するOffice 365は魅力だった。

 グローバルでの利用人数は、2017年末までに丸紅単体4000人と関連会社のうち7000人の合計1万人超になる見込み。最終的には丸紅本体と関連会社を合わせて最大2万~3万人規模が利用することになるという。利用プランは、丸紅本体はE3で、関連会社などはE1である。

丸紅本社が入居する東京日本橋タワー
丸紅本社が入居する東京日本橋タワー
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Officeファイルを安心して扱える

 丸紅がOffice 365を利用するなかで良いと評価しているのは、どのような点だろうか。

 丸紅 情報企画部 部長代理の加藤淳一氏は、「マイクロソフトはOffice 365の改良や新機能の追加を活発に実施し、セキュリティ対策にも熱心だ」と評価する。

 Office 365に移行したことで、IT担当者はシステム運用などの作業を減らすことができ、それをIT戦略の立案などに振り向けられるようになった。加藤氏は、「Office 365などクラウドサービスのコストに関しては、IT要員の人件費や今後の設備投資計画、セキュリティ、研究開発などを幅広く考慮することが大事」と指摘する。クラウドサービスを使う方が総合的に見ればオンプレミスより安くなると、同社は判断した。