大事なデータをため込んだまま、ハードディスク(HDD)が壊れた――。OSが起動しない、そもそもPCがHDDを認識しないなど、誰もが一度はヒヤッとした経験があるだろう。HDDが壊れたときに、まずは何をするべきか。動転して初動を誤ると、復旧の確率がグンと落ちる。新規参入組の無償サービスから、データ救出のイロハ、個人で使える復元ツールまで、企業ユーザーが知っておきたいデータ救出の鉄則を解説する。

連載
HDDが壊れたら…
目次
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誤消去したハードディスク上のデータ、フリーソフトで救出できる?
誤操作によるファイルの消失は、ハードディスク自体が正常であれば無償のフリーソフトでも対処できる。一般にファイルを消去しても消すのは管理情報だけで、ファイルの実体は残るからだ。ただ理解せずに使うと、本来なら復元できたいたはずのデータを失いかねない。
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HDDが壊れた瞬間どうする?覚えておきたい初動
「大事なデータが消えた」。壊れたハードディスクを前に、呆然としている暇はない。一刻も早くPCの電源を落とすのが、データ復旧へ望みをつなげるための近道だ。
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壊れてしまったハードディスク、「復活」までの手順とは
壊れたハードディスクのデータを救出してくれるデータ復旧サービス。どのような工程でデータを復旧するのかを知っておくと、復旧につながる情報を依頼時に効率よく伝えられる。データ復旧の現場を写真でレポートする。
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なぜハードディスクは壊れてしまうのか
「ハードディスクからファイルが読み取れなくなった」。ユーザーから見て同じように見えるデータ消失の背後では、精密機械のハードウエアからOSやファイルを構成するデータといったソフトウエアまで、様々な破損が起きている。データ復旧の事前知識として、どうやってデータは“消える”のかを見ていこう。
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HDDのデータ復旧、保証期間内“無料”の衝撃
「ハードディスクの故障は自己責任」という風潮に、PC周辺機器最大手のバッファローが切り込んだ。同社は2017年6月2日に、ストレージのデータ復旧事業に参入。同社製で保証期間内の機器であれば、軽度な障害を無償で修理するサービスを始めた。
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